博覧強記

『博覧強記―』、物事を広く見知ってよく記憶しておくこと。なんとなく、ブログのテーマです。

ほのかな期待。

 紅白出場で予想通りドヤァのつもりだったが、まさか正規の出場者になると思わなかった。などという話はとうに吹っ飛んでいるのである。

 

 μ'sは年度末にファイナルライブを開催し、それまでの間はありがとうプロジェクトなるものを展開するという。

 

 この一文で済む話を少々こじらせてしまったているのが、12/5放送の発表特番が前日に流出したことだ。それを受けて放送当日に東スポが「解散」の文字を大きくトバした。放送前から解散が既定のような論がネット上を踊った。この流れをみて自分も「解散か・・・」と思ってしまったものだ。

 

 が、よくよく文言を検討すれば「ワンマン」での公演を終了させると読める。となると、μ's自体は動き続けるんだろうが、その動き続けるという意味が何なのか、だ。

 

 「みんなの心で歌い続ける」のように宣い事実上の解散とするのか、負担が大きく制約を強いるワンマンライブは終わらせるが、キャストとしてもまだまだ活動を続ける、どちらとも読める。南條説を全面的に採用するとすれば、今年始めの段階で「何らかの終了」が決まっている中で、新年からNHKでのラブライブ!再放送が決定されたとするならば、「事実上の解散」ではないと思えてきた。これから始まるコンテンツもあり、キャストの活動を大幅に縮小させるがμ'sのコンテンツが終わるわけではないんだろう。

 

 おそらく、「大人たち」も今回のような発表の仕方をすれば、解散説が沸くことを十分予想していただろうし、火消しのコメントをリリースしないで泳がすつもりだったろうと思う。だが、初出映像が流出し解散説が先行してしまったので、予測される流れと違っているであろう流れに何らかの一手を打つか。

 

 思えば、アニメ1stシリーズの突然歌いだす伝説の第1話と第2話OPに衝撃を受け、1stライブ試聴動画を観てBD購入を即決したころには、ここまで巨大な、東京ドゥームに挑むようなコンテンツになるとは思ってもいなかった。なかなか曲が良く、いろんなジャンル、新古を問わずに取り入れ聴きやすいモノにしていたと思う。個人的にアニメの内容は残念な感想を持っていて、アニメ関連楽曲が増えていくことであまり付いて行けなくなってきていた。ユニットのリリースは活発だったが(ライブのためだったんだろうが)ナンバリングシングルは停滞してたし、BD特典や挿入歌シングルなどにせず、いろんな組み合わせをアルバム展開など、もっと曲の展開をしてほしかった。

 

 そういう意味では、曲が聴けるライブが終了してしまうのは非常に残念だが(ライブがなければ、それはもう終了のようなものだが)、東京ドーム後も(無印)ラブライブ!・μ'sはキャストを含めてまだまだ動き続けるんであろう。希望的観測なのか現実逃避なのか、楽観的に4/1を待つ。